エース機
地下鉄東西線のホームで
「この電車は中野行きです」
っていうんだけど
「この電車は仲間由紀恵っす」
って聞こえる。聞こえなくもないかもしれない。
えーHAL200です。
ケツイ、ノーボムで5面縦穴降り切った~。脳汁出っぱなし。
そう。脳汁の話。じゃなくてゲームのはなし。
ケツイ。エースのためのゲーム。
時代はゲームに過激な進化を与え、ときに鬼子とも言えるエース機を産み落とす。
ビートマニア 2DX
がそのいい例だろう。
まさにエースの、エースによる、エースのための機体。
選ばれし腕の中でのみ覚醒し、光輝を纏って舞を舞う。
エースは機体のために進化して、機体はエースにそっと寄り添う。
サムライと刀のように。
人はそれを畏怖し、敬遠し、あるいは侮蔑の念すら覚えるだろう。
しかし、ある一部の者は魅了され、人を止めてエースとなる。
バカは。そうバカは。
私はバカになりたい。
刀を愛し刀に愛されるバカになりたい。