ボードゲームリサイクルショップってどうなのそしてCUBEに行ってきた

横浜にオープンしたCUBEに行ってきた。

内装はさっぱりとしているが殺風景ではなく、いい雰囲気。

売り場面積は広くはないが厳選した物を置いているせいか気になるほどの狭さはなかった。

販売価格は「欲しいものがこの値段なら、まぁ買っちゃうかな」

という良いラインであった。

買い取り価格も思ったよりも高く、ボードゲーム5点、カードゲーム2点で5500円。かなりがんばっている。

アクセスは横浜駅から徒歩5分。

ボードゲーム好きならとりあえず寄ってみることをお勧めする。

さて、ボードゲームリサイクルショップってそもそもどうなの、というお話。

この業種は客からしたらかなりありがたい存在であるが、経営は相当キツいのではないだろうか。

まず商品の管理。

買い取り品のコンポーネントの確認だけで一苦労である。

買い取った商品のコンポーネントに致命的な欠陥があった場合は目も当てられない。決算カードが裏から見分けられるユニオンパシフィックを欲しがる客なんているだろうか?

またボードゲームは問屋(メビウスNGO)が厳選したゲームですらかなり在庫リスクがある商品である。ましてや客が持ち込んだ中古のボードゲームなんて在庫リスクの塊以外の何物でもない。

そして販売価格も難しい問題となる。

中古である以上は高い値段を付けられない。CUBEの販売価格は問屋扱い品の定価の7掛けを基本としているそうだが、マニアは海外通販でそれ以下の価格で新品を買っている。

ヤフオクテンバイヤーも7掛けくらいで売ってるしね。

さて、これを踏まえた上で商売を成功させるために重要なのは良質な仕入れと回転率の確保である。いずれも信頼できる客の獲得がキーとなり、そのためには店長の持つ人脈や人柄、雰囲気の良い店づくりが重要となる。

まだ一回行っただけだがCUBEはその点は大丈夫そうであった。

これからも期待して見守っていきたい。